色んな意味で優しく包んでくれますか?
10代のうちに気づくべきではない『10代特有のこの感じ』にだいぶ早いうちに気づいてしまったので、ずっと違和感を感じながら生きている。
きっと若い頃の尾崎世界観もそうだったんだと思う。大人になってから気づくはずのそれを若い頃に察して、その違和感を自分のモノにして(これが世界観って言われてきたんだと思う)無駄に美化せず歪なまま音楽にしてくれた。私はその違和感の正体が分からなかったし、文章にすることも人に話すこともできなかった。どうすることもできなかったときにクリープハイプに出会って、安っぽい言葉だけど救われた気がした。いつもヘラヘラしていて怒れない私の代わりに怒ってくれてありがとうございます。
すごく馴れ馴れしい言葉を使うと『同じ』。すごく生きづらい。それだけじゃない。無駄に自意識過剰で人の目が気になる。神経質。小さな雑音が気になる。
私の今一番好きなアルバムは【踊り場から愛を込めて】だ。
きっと私が大人になって曲がリリースされた時の尾崎世界観の歳に追いついたら、「一つになれないなら、せめて二つだけでいよう」も「世界観」も、もっと好きになれる気がする。
大人になることを楽しみに変えてくれてありがとうございます。大好きです。