君の部屋

 

 

この前Twitterで、文章を書きたいからお題をください、という旨のツイートをしたところ、ぴこんさんというフォロワーさんが『「部屋」とかどうですか』と言ってくれた。今回のテーマは部屋だ。

 

 

クリープハイプの百八円の恋というシングルのカップリングに【君の部屋】という曲がある。

 

 

“バイト先では虫ケラみたいで君の前では飼い犬みたいだ

もう俺にはこれしかないなと意気込んで歌うけど

君が稼いできたお金でノルマを払って今から帰るね"

 

 

歌詞の一部だ。一言で言うと、ヒモバンドマンが君の部屋に転がり込んでた頃のこと思い出している様子を歌った曲だ。

 

尾崎世界観は文学の人だなと思う。

 

2分23秒という短い曲の中でこの二人の関係から部屋の匂い、光の色、君と僕の心境まで全部見えるような気がする。全部見えるのにくどさはない。全部見えるけど曲を聴く人に委ねてくれる。

 

最後の『本当の事は見透かされてたんだ』ってフレーズではァァァァ…ってなる。

 

こんな安っぽい言葉使いたくないけどマヂ天才ってかんぢである。(ほらーやっぱり天才としか言いようがないからしょうもない感じになるじゃん〜も~~〜~〜~〜)

 

 

 

友達にクリープハイプの歌詞の魅力を語ってもみんな『ふーん』って感じで、あまり興味を持ってくれない。そもそも、曲を聴く時に歌詞を重視する人は少ないらしい。(それなのに何故かアイドルソングとか○野○○とか○X○L○系の歌詞に共感してる人はよくいる気がするんだよなあ…見かけると馬鹿にしてしまいます性格が悪いので)

 

愛の標識の「一段低いところに置き換えたシャワーがたまらなくこの上なく愛しかったよ  簡単に水に流せない思い出」とかどうやって生きてきたらこんなに素敵な表現が出来るのか分からない。クリープハイプの魅力がわかる人間として生まれてきてよかった。

 

 

テーマからだいぶズレてしまった上になんかあんまり面白くないし魅力も伝わらないし読みにくい中途半端な文章になってしまった。

 

 

 

 

 

締め方も分からない。終わりです。はいっ!